一人暮らしのカーテンはどこで買う?失敗しない4つの選び方【おすすめは専門店】

必要なもの

一人暮らしの準備で、意外と最後の方まで忘れてしまいがちなのがカーテンです。しかし、カーテンは部屋の大きな面積を占めるため、適当に選ぶと部屋が狭く見えたり、外から生活が丸見えになったりと後悔の元になります。

この記事では、初めての一人暮らしでも迷わないカーテンの買い方と、後悔しないための具体的な選び方を解説します。自分にぴったりのカーテンを手に入れれば、毎朝の目覚めが快適になり、プライバシーも守られた安心の生活が手に入ります。

1. 一人暮らしのカーテンを専門店で買うべき理由

家具量販店の既製品は安くて便利ですが、実は一人暮らしの窓には専門店での注文が向いています。賃貸物件の窓は、規格から少しだけズレたサイズであることが多いためです。

「せっかく買ったのに、床との間に変な隙間ができた」という失敗を防ぐには、最初からプロのサービスを頼るのが一番の近道です。専門店ならではの強みを知り、賢い選択肢を持ちましょう。

1cm単位のサイズ指定で窓にぴったり合う

専門店で買う最大のメリットは、ミリ単位・センチ単位で自分の窓に合わせた丈を指定できることです。既製品には「135cm」「178cm」「200cm」といった定番サイズしかありませんが、これに合わない窓は意外と多いものです。

数センチのズレが光漏れや見た目のだらしなさに直結するため、ぴったりサイズを注文できるのは専門店ならではの特権です。「満天カーテン」などの専門店なら、ネットからでも驚くほど簡単にオーダーが完了します。

既製品を無理やり使うと、裾を引きずって埃を吸い上げたり、逆に短すぎて冬場に冷気が入り込んだりします。こうした小さなストレスをゼロにできるのが、オーダーカーテンの魅力です。

遮熱や防音など自分に必要な機能を詰め込める

専門店では、生地の厚さや機能を自由にカスタマイズして選べます。例えば、線路沿いや大通りに面した部屋なら防音機能を重視した重厚な生地を選ぶといった工夫が可能です。

一方で、日当たりが良すぎて夏場に冷房が効かない部屋なら、強力な遮熱コーティングを施した生地が活躍します。生活環境に合わせた「自分だけの機能」を組み合わせられるのは、大量生産の既製品にはない良さです。

自分の部屋が抱えている弱点をカーテン一枚で補えるのは、非常に効率の良い投資と言えます。特に「パーフェクトスペースカーテン館」のようなサイトでは、機能別に検索するのも簡単です。

数千種類のデザインから理想の部屋を作れる

専門店は、既製品とは比べものにならないほどの色や柄のバリエーションを持っています。量販店では無難なベージュやグレーばかりになりがちですが、専門店なら自分の個性を100%表現できます。

北欧風、モダン、ヴィンテージなど、自分が目指すインテリアのテーマに合わせた生地が必ず見つかります。カーテンを部屋の「主役」として考えるなら、選択肢の多さは満足度に直結するポイントです。

サンプルを無料で取り寄せて、実際の部屋の壁紙と照らし合わせることも可能です。画面上だけでなく、手触りや光の透け方を確認してから買えるため、色味の失敗がありません。

2. 失敗しないカーテンの選び方4つのポイント

カーテン選びで見るべきなのは、見た目のおしゃれさだけではありません。一人暮らしの生活を快適にするためには、機能、色、サイズ、そして安全性のバランスが重要です。

何から見ればいいか迷った時は、これから挙げる4つの軸に注目してみてください。これさえ押さえておけば、大きな買い物の失敗を確実に防ぐことができます。

1. 部屋を真っ暗にしたいなら1級遮光にする

夜勤がある人や、休日はお昼までゆっくり寝ていたい人は、迷わず「1級遮光」を選んでください。遮光1級は光を99.99%以上カットするため、日中でも部屋を映画館のような暗さに保てます。

逆に、朝日を浴びて自然に目覚めたい人は、光を少し通す非遮光タイプや、2級・3級遮光を選ぶのが正解です。自分の睡眠スタイルに合わせた遮光ランクの選択が、日々の体調管理に大きく影響します。

1級遮光の中でも、生地の裏側に樹脂コーティングがされているものは、さらに遮光性能が高くなります。光だけでなく熱も遮ってくれるため、電気代の節約にも貢献してくれます。

2. 窓の外からの視線を遮るミラーレースを重ねる

一人暮らしのプライバシーを守るために欠かせないのが「ミラーレースカーテン」です。これは特殊な糸を編み込むことで、日中の外からの光を反射させ、室内を見えにくくする仕組みを持っています。

外からは鏡のように見えても、室内からは外の景色がうっすら見えるため、圧迫感を感じさせません。特に道路に面した1階の部屋や、向かいに建物がある部屋では必須のアイテムです。

夜間は室内の明かりで効果が薄れるため、厚手のカーテンと必ずセットで使いましょう。昼間の「誰かに見られているかも」という不安を消すだけで、部屋でのリラックス度が劇的に変わります。

3. 壁の色に近い膨張色を選んで部屋を広く見せる

6畳や8畳の一人暮らしの部屋を広く見せたいなら、白やアイボリー、薄いベージュを選びましょう。これらの膨張色は光を反射し、壁と馴染んで境界線を曖昧にする効果があります。

反対に、黒や濃いネイビーなどは部屋を引き締めますが、視覚的に圧迫感を与えて狭く感じさせることがあります。初めての部屋作りで失敗したくないなら、壁紙に近い明るい色を選ぶのが鉄則です。

柄を入れる場合も、小さなドット柄や地模様のような控えめなものを選ぶと、スッキリまとまります。色選びで迷ったら、まずはアイボリー系のサンプルを数枚取り寄せて比較してみましょう。

4. 火災を防ぐ防炎機能があるかを確認する

高層マンション(地上31m以上)に住む場合、消防法で「防炎カーテン」の使用が義務付けられています。それ以外の住居でも、一人暮らしの安全を守るために防炎マーク付きを選ぶ価値は十分にあります。

防炎カーテンは、火がついても燃え広がりにくく、万が一の際の避難時間を稼いでくれます。キッチンに近い窓や、喫煙をする習慣がある場合は、特におすすめしたい機能です。

「防炎ラベル」がついているかどうかを確認するだけで、いざという時のリスクを大幅に下げられます。専門店なら、ほとんどのデザインで防炎オプションを選ぶことが可能です。

3. 窓のサイズをミリ単位で正確に測るコツ

カーテンの失敗で最も多いのが「サイズの測り間違い」です。窓そのものの大きさを測っても、正しいカーテンのサイズにはなりません。

基準にすべきなのは「カーテンレールの金具」です。メジャーを正しく使い、次の手順で数字を出していけば、誰でもプロと同じように採寸ができます。

カーテンレールの固定ランナーから長さを測る

カーテンレールの両端には、動かない輪っかの金具(固定ランナー)があります。この金具の「穴」から、反対側の金具の「穴」までの距離を測るのが最初のステップです。

これがカーテンの「幅」を決定する一番重要な数値になります。メジャーがたるまないように、まっすぐ水平に測るのが正確な数値を出すコツです。

窓枠を測ってしまうと、カーテンを閉めた時に隙間ができてしまうため注意してください。必ず「レール」を基準にして、現在の状況を正確に把握しましょう。

幅はレールの長さよりも少し余裕を持って計算する

測ったレールの長さをそのまま注文すると、カーテンを閉めた時に中央に隙間が空いてしまうことがあります。そのため、レールの長さに対して「1.05倍」のゆとりを持たせましょう。

例えばレールの幅が180cmだった場合、180×1.05で「189cm」が注文すべき仕上がり幅になります。この数センチのゆとりが、美しいヒダ(ウェーブ)を作り、光漏れを完璧に防ぎます。

多くのネット通販サイトでは、レールの幅を入力するだけで自動計算してくれる機能があります。自分で計算するのが不安な時は、こうした計算ツールを活用してみましょう。

腰高窓は窓枠より15cm長くして光漏れを防ぐ

足元までない「腰高窓」の場合、丈の長さをどうするか迷いますよね。基本的には、窓枠の下端からさらに「15cm〜20cm」長くするのが、最も美しく見えるバランスです。

窓枠ぴったりで終わらせると、下から光や冷気が入ってきてしまいます。少し長めに設定することで、窓全体を包み込むような安定感が生まれ、断熱効果もアップします。

逆に、床まである「掃き出し窓」の場合は、床に擦らないよう「床からマイナス1cm〜2cm」短くします。床ぴったりのサイズは埃がつきやすいため、わずかに浮かせるのが正解です。

4. 遮光レベルによる部屋の明るさの違い

カーテンの「遮光」という言葉には、実は3つの等級があります。どれを選んでも同じだと思っていると、想像以上に暗すぎたり明るすぎたりして後悔することになります。

自分の生活リズムを振り返りながら、どのレベルの暗さを求めているのかを確認してみましょう。等級ごとの見え方の違いを、具体的にまとめました。

遮光等級遮光率部屋の状態のイメージ
1級遮光99.99%以上真昼でも映画館のように真っ暗。人の顔も判別できない。
2級遮光99.80%以上人の表情がうっすら分かる程度。朝日は少し感じる。
3級遮光99.40%以上室内は暗くなるが、外の明るさはなんとなく伝わる。

1級遮光は朝日を完全にカットして安眠を助ける

1級遮光は、日差しを徹底的にシャットアウトしたい人に最適な選択です。昼間でも完全に光を遮るため、交代制の仕事で日中に寝る必要がある人には必須のアイテムと言えます。

また、外へ光が漏れるのも防いでくれるため、夜遅くまで明かりをつけている人のプライバシー保護にも役立ちます。「とにかく一瞬で部屋を夜の状態にしたい」という願いを叶えるのがこの等級です。

ただし、朝日が全く入らないため、自力で起きるのが苦手な人は目覚まし時計を強力なものにする必要があります。朝を感じるきっかけを失うほど、遮光能力は強力です。

2級遮光は人の顔や表情がうっすら分かる明るさ

2級遮光は、ほどよく日差しを遮りつつ、完全な暗闇にはしたくない人に向いています。室内で人の顔や表情がうっすらと分かる程度の明るさは保たれます。

朝日が昇ると部屋がなんとなく明るくなるため、体内時計を整えやすいのがメリットです。完全遮光ほど重苦しくないため、一人暮らしのインテリアとしても扱いやすいランクです。

一般的に最も選ばれているのがこのタイプで、デザインの選択肢も豊富に揃っています。暗すぎず明るすぎない、バランス重視の人におすすめの選択です。

3級遮光は日差しを和らげつつ自然な光を取り入れる

3級遮光は、強い西日を和らげたいけれど、部屋の雰囲気は明るく保ちたい場合に適しています。遮光機能がないカーテンよりは暗くなりますが、朝が来たことははっきりと分かります。

暗くなりすぎないため、リビングルームなど日中を過ごす場所に向いています。「真っ暗にする必要はないけれど、家具の日焼けや眩しさは防ぎたい」というシーンで活躍します。

一方で、街灯が明るい通りの1階などでは、夜間に少し光が透けてくることがあります。寝室に使う場合は、周囲の環境をよく確認してから選ぶようにしましょう。

5. ニトリ・IKEA・無印良品の既製カーテン比較

「専門店もいいけれど、まずは手軽に買えるブランドで探したい」という人のために、主要な3社の特徴を整理しました。それぞれのブランドには、得意とするスタイルや強みが異なります。

自分の予算や、どんな雰囲気の部屋にしたいかを考えながら比較してみてください。既製品ならではのメリットと、注意すべき点をお伝えします。

ニトリはサイズ展開が豊富で価格が安い

ニトリの魅力は、なんといってもその圧倒的なコスパとサイズバリエーションです。既製品でありながら、丈の長さが細かく分かれており、一般的な賃貸マンションなら合うものが見つかりやすいです。

また、「遮光」「防炎」「遮熱」といった機能がセットになったお買い得モデルも多く揃っています。とりあえず安く、かつ機能もしっかりしたものを揃えたいなら、ニトリが最も無難な選択になります。

店頭で実際に生地を触って確認し、その日のうちに持ち帰れるのも大きなメリットです。新生活を急いで始めたい人にとって、心強い味方となってくれるでしょう。

IKEAはデザイン性が高いが海外サイズに注意が必要

北欧デザインがおしゃれなIKEAのカーテンは、部屋をスタイリッシュに仕上げたい人に人気です。日本では珍しい色使いや大胆な柄が多く、垢抜けた部屋作りが楽しめます。

ただし、IKEAのカーテンは「丈が非常に長い」のが特徴です。海外の天井が高い家を基準にしているため、日本の住宅ではそのまま吊るすと裾が余ってしまいます。

専用の「裾上げテープ」を使って自分で丈を調整する手間が必要です。手間を惜しまず、デザイン性を追求したいクリエイティブな人におすすめのブランドです。

無印良品はリネンなど素材の風合いを楽しめる

シンプルでナチュラルな部屋を目指すなら、無印良品のカーテンが最適です。リネン(麻)や綿などの天然素材を使ったものが多く、使うほどに風合いが増していきます。

遮光性は控えめなものが多いですが、その分、光の透け方が美しく、柔らかな雰囲気を作れます。飽きのこないデザインは、一人暮らしの質素ながらも上質な暮らしにぴったりです。

価格はニトリより少し高めですが、素材の質感を重視したい人には納得のクオリティです。無地のベージュやグレーなどの絶妙な中間色が揃っているのも魅力と言えます。

6. レースカーテンを機能性で選ぶメリット

厚手のカーテンと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのがレースカーテンの選択です。一人暮らしでは、日中にレースカーテンだけで過ごす時間が長いからです。

単なる「透ける布」と思わず、そこにどんな機能を持たせるかで生活の質が変わります。最新のレースカーテンが持つ、驚きのサポート機能を見ていきましょう。

UVカット機能で家具や床の日焼けを防ぐ

窓から差し込む紫外線は、肌だけでなく部屋の中の家具や本、フローリングを痛める原因になります。UVカット率の高いレースカーテンを選べば、これらを日焼けから守れます。

お気に入りのソファや木製デスクを長く綺麗に使いたいなら、UVカット率は80%以上を目安にしましょう。日差しが強い南向きの部屋では、この機能の有無が数年後の部屋の状態を左右します。

自分自身の「家の中での日焼け」を防ぐことにも繋がるため、美容を意識する人にも嬉しい機能です。薄手でもしっかりと紫外線を防いでくれる生地を選びましょう。

断熱機能で夏の冷房効率を格段に上げる

窓は、部屋の中で最も熱が出入りする場所です。断熱機能付きのレースカーテンを使えば、夏は外の熱気を遮り、冬は室内の暖かさを逃がさないようサポートしてくれます。

エアコンの設定温度を1〜2度変えるのと同等の効果が期待でき、電気代の節約に直結します。特に一人暮らしのワンルームは冷暖房の効率が重要なので、レースカーテンで対策するのは賢い戦略です。

生地が少し厚めになる傾向がありますが、その分しっかりとした安心感があります。冷え性の方や、光熱費を抑えたい学生さんには特におすすめしたい機能です。

採光機能でプライバシーを守りつつ部屋を明るくする

「外から見えにくくしたいけれど、部屋が暗くなるのは嫌だ」という悩みを解決するのが、採光機能を備えたレースカーテンです。光を拡散させて、部屋の奥まで明るさを届けてくれます。

ミラーレースは厚みがあって部屋が暗くなりがちですが、採光機能付きなら明るさとプライバシーを両立できます。窓が小さかったり、日当たりがあまり良くなかったりする北向きの部屋で活躍します。

明るい部屋は気分を前向きにし、朝の準備も捗ります。プライバシーを守りながらも、光の恵みを最大限に享受できる最新の技術を取り入れてみてください。

7. 賃貸のカーテンレールに合うフックの選び方

カーテンを注文する際、最後に出てくる「フックの選択」で手が止まってしまう人は多いです。AフックかBフックか、これだけでカーテンの見た目や開閉のスムーズさが変わります。

賃貸物件で最も一般的なレールの形状に合わせた、失敗しない選び方を整理しました。今の部屋のレールをスマホで撮って確認しながら、正しい方を選択しましょう。

レールを隠したいならBフックを選択する

Bフックは、カーテンの生地がレールの前に被さるように作られています。閉めた時にレールが全く見えなくなるため、生活感を消してスッキリ見せたい場合に適しています。

また、レールの上からの光漏れを防ぐ効果もあるため、遮光性を重視する寝室に向いています。ただし、レールが壁に埋め込まれているタイプや、装飾が綺麗なレールには使えないので注意してください。

生地が上に出っ張る分、天井にぶつかって開閉しにくくなることもあります。自分の部屋のレールの上に、数センチの余裕があるかを確認してから選びましょう。

装飾レールを見せたいならAフックを選択する

Aフックは、レールの金具(ランナー)から下にカーテンが吊るされるタイプです。レール自体がデザインされている「装飾レール」を使っている場合に推奨されます。

カーテンの開け閉めが非常にスムーズで、生地がどこかに引っかかる心配がありません。一般的な賃貸マンションで「とりあえず失敗したくない」なら、Aフックを選んでおけば間違いありません。

見た目が軽やかになり、カーテンを全開にした時も綺麗にまとまります。機能よりも扱いやすさと見た目のスッキリさを優先したい人に適した選択です。

アジャスター付きフックで丈の微調整をする

最近のカーテンには、プラスチック製の「アジャスター付きフック」が付属していることがほとんどです。これを使えば、丈の長さを上下に数センチ調整することができます。

「測り間違えて少し裾が浮いてしまった」「床に擦れてしまう」という時でも、カチカチとフックを動かすだけで解決できます。このアジャスター機能があるおかげで、1〜2cm程度の誤差なら後から修正が可能です。

ただし、上に上げすぎると今度はAフックがBフックのようになってしまい、レールと干渉することもあります。あくまで最後の手段と考え、基本の採寸は正確に行うのが大前提です。

8. 部屋を広く見せるための色と柄の選び方

一人暮らしの部屋は、家具や荷物が密集しがちです。そこでカーテンに「抜け感」を作ることで、部屋を広く、快適な空間に変えることができます。

色の心理効果と柄の視覚効果をうまく使い分けましょう。狭い部屋でも、選び方一つで2〜3畳分くらい広く感じさせることが可能です。

アイボリーやライトグレーで圧迫感をなくす

部屋を広く見せる黄金ルールは「壁の色とカーテンの色を近づけること」です。日本の賃貸物件の壁紙は大抵が白やオフホワイトなので、アイボリーや淡いベージュ、ライトグレーが最適です。

壁とカーテンの境目が目立たなくなると、視線が奥まで届き、空間が繋がって見えます。反対に、濃い赤や青などの「進出色」は、迫ってくるような圧迫感を与えるため、狭い部屋では注意が必要です。

明るい色は光を反射して部屋を全体的に明るくしてくれるため、清潔感もアップします。迷った時は、自分の部屋の壁紙を写真に撮り、それに最も近い色を探してみましょう。

小さな部屋には大きな柄よりも無地を選択する

大きな花柄や大胆な幾何学模様は素敵ですが、狭い部屋に置くと視線がそこに集中し、部屋の狭さを強調してしまいます。基本は「無地」または「地模様」を選ぶのが賢明です。

どうしても柄を入れたいなら、小さなドット柄や繊細なラインのものを選びましょう。主張しすぎない控えめな柄は、家具とのコーディネートもしやすく、飽きが来にくいメリットもあります。

素材感のある無地(ジャガード織りなど)を選べば、シンプルながらも安っぽくならず、大人っぽい落ち着いた部屋が作れます。

天井を高く見せたいならストライプ柄を取り入れる

天井が低くて窮屈に感じるなら、縦のラインを意識したストライプ柄を選んでみましょう。視線が上下に誘導されるため、天井を高く感じさせる視覚効果があります。

この時、コントラストの強すぎる縞模様ではなく、同系色の濃淡で表現されたストライプを選ぶと、上品にまとまります。スーツのストライプがスタイルを良く見せるのと同じ原理で、部屋のプロポーションを整えてくれます。

反対に、ボーダー柄(横縞)は横の広がりを強調しますが、天井を低く見せてしまうため、一人暮らしの窓にはややテクニックが必要です。

9. 女性の一人暮らしで気をつけたい防犯のポイント

女性の一人暮らしにおいて、カーテンは最も重要な防犯設備の一つです。外から見て「あ、ここは女性が住んでいるな」と悟られない工夫が必要になります。

過剰に怖がる必要はありませんが、正しい知識を持つことでトラブルを未然に防げます。自分自身を守るための、カーテン選びの防犯チェックリストを確認しましょう。

外から女性の部屋だと悟られない色を選ぶ

ピンクやパステルカラー、フリルがついたデザインは、一目で女性の部屋だと分かってしまいます。防犯を優先するなら、あえてベージュ、グリーン、ブルーなどのユニセックスな色を選びましょう。

**「誰が住んでいるか特定させないこと」が、一人暮らしの防犯の基本です。**どうしても可愛い色を使いたい場合は、内側のタッセルや小物で取り入れるか、レースカーテンをシンプルなものにしましょう。

外から見た時に無難な印象を与えることが、不審者に目をつけられないための最初のバリアになります。

夜間に室内が透けない厚手の生地を重ねる

夜、室内の明かりをつけた時に、自分のシルエットが外から見えていないか確認しましょう。生地が薄いと、中の動きが筒抜けになってしまいます。

これを防ぐには、やはり「1級遮光」などの厚手の生地が有効です。光を通さないということは、影も映さないということです。帰宅してすぐにカーテンを閉める習慣とセットで、プライバシーを守りましょう。

特に窓が道路に面している場合は、実際に外から自分の部屋を見て、どのように見えるか一度チェックしてみるのが一番確実です。

隙間からの光漏れを防ぐためにリターン仕様にする

カーテンの両端と壁の間にできるわずかな隙間。ここから漏れる光で、室内に人がいることがバレてしまうことがあります。これを防ぐのが「リターン仕様」という工夫です。

カーテンの幅を少し広めに作り、レールの端をぐるっと回り込ませて壁に密着させます。隙間を物理的に埋めることで、光漏れをなくし、外からの覗き見をシャットアウトできます。

この仕様は防音や断熱の効果も高めてくれるため、一石二鳥以上のメリットがあります。注文時に「リターン仕様」が可能か、専門店のオプションをチェックしてみてください。

10. カーテンと一緒に揃えておくと便利な小物

カーテン本体が決まったら、最後に忘れがちなのが「小物」です。これらがあるだけで、カーテンの使い勝手が良くなり、部屋の完成度がぐっと上がります。

数百円から数千円で手に入るものばかりですが、その効果は絶大です。新生活をより快適にするための、プラスアルファのアイテムをまとめました。

小物名役割とメリット
マグネットタッセルカーテンを束ねる。壁に穴を開けずに好きな位置で留められる。
滑り出しスプレーレールの滑りを良くする。開閉の音が静かになり、動きがスムーズになる。
クリップランナー丈が足りない時に延長できる。布を挟むだけでカーテンにできる。

カーテンを綺麗にまとめるタッセル

カーテンを買うと共布のタッセルがついてくることが多いですが、最近は「マグネット式」のタッセルが人気です。壁にフック(房掛け)がなくても、磁石の力で好きな場所でまとめられます。

デザインも豊富で、木製やクリスタル調のものなど、置くだけでインテリアのアクセントになります。朝、カーテンをサッとまとめて光を取り入れる動作が、お気に入りのタッセル一つで楽しくなります。

開閉をスムーズにするレールの滑り出しスプレー

「カーテンを引く時にガラガラ音がする」「途中で引っかかる」というストレスは、シリコンスプレー一本で解決します。レールにシュッとひと吹きするだけで、驚くほど滑りが良くなります。

特に夜、静かに開け閉めしたい時や、朝の忙しい時間にサッと開けたい時に、その差を実感できます。レールの掃除をしたついでに使うのがおすすめです。

丈が足りない時に役立つクリップランナー

もしサイズ選びに失敗して丈が数センチ足りなかったり、お気に入りの布をカーテン代わりに使いたかったりする場合は、クリップランナーを活用しましょう。

レールのランナーに引っ掛けて、布を挟むだけでカーテンとして機能します。引っ越し先でサイズが合わなくなったカーテンを再利用する際にも、非常に便利な救済アイテムです。

まとめ:一人暮らしのカーテン選びで後悔しないために

一人暮らしのカーテンは、単なる目隠しではなく、あなたの「安眠」「プライバシー」「居心地」を守る大切なパートナーです。サイズや機能をしっかり吟味して、納得の一枚を選びましょう。

  • 窓にぴったり合わせるなら、1cm単位で注文できる「専門店」が最も失敗しない。
  • 朝までぐっすり眠りたいなら1級遮光、自然に起きたいなら非遮光や2級を選ぶ。
  • 日中のプライバシー保護には、外から見えにくい「ミラーレース」が必須。
  • 狭い部屋を広く見せるコツは、壁紙に近いアイボリーやライトグレーを選ぶこと。
  • 採寸は必ず「レールの金具」を基準にし、幅には5%のゆとりを持たせる。
  • 高層マンションに住むなら、法律で義務付けられた「防炎マーク」を確認する。
  • マグネットタッセルや滑り出しスプレーなどの小物を揃えて、使い勝手を上げる。

カーテンが整うと、部屋の雰囲気は一気に「自分の家」らしくなります。まずは窓の前に立ち、メジャーを手に取ってレールの端から端を測ってみることから始めてみてください。

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